そのお坊さんは、すごく霊感が強く、お祓いなども専門的にしている方でした。
後輩に紹介してもら、そのお坊さんのいるお寺で、いままで起きた奇妙な現象の話を聞いてもらいました。
わたしが、一番気になっていたのは、今、母は、きちんと成仏できて天国にいけたのだろうか?と言うことでした。
お坊さんには、今の母の現状が見えているようで、「残念ですが、おかぁさんは、まだ成仏出来てません、なにか防空壕のようなところに閉じ込められているようです・・・」
防空壕と聞いて思い当ったのが、わたしの家の裏山でした。
戦争が行われていたときに、防空壕がほられていて、母は、幼い頃、そこに隠れていたという話を聞いたことがありました。
お坊さんは、母が天国へいけるように、お経を唱えくれました。
「もう大丈夫ですよ。おかぁさんは、ちゃんと天国へと昇っていきました。おかぁさんは、死んでからも、霊に苦しまされていたようです。もし、もっと早く私と知り合うことがあれば、おかぁさんを助けてあげることが出来たかもしれない・・残念です。」
と、そのお坊さんは、言いました。
私は、しばらく涙がとまりませんでした。
でも、今は、母は、ちゃんと天国に行って幸せにしていると信じています。
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